<バンコクポスト記事より抜粋>
2012年8月20日:
カシコーン・リサーチセンターによると、今年、約9万人のタイ人がミャンマーを訪れる見込みだ。
これは昨年比30%増で、タイ人観光客は隣国を旅行中、11億バーツ使うことになるだろう。今年50万人が予測され、約4億米ドル(120億バーツ)をもたらす外国人観光客のうち、タイ人の観光客数は18%に相当すると見られる。
同センターによれば、ミャンマーへの旅行者トップ5は、中国、タイ、マレーシア、韓国、日本。昨年、ミャンマーは391,176人の観光客を受け入れ、2010年の観光客数311,000人から25%増となった。
観光客の急速な伸びは、宿泊施設の不足を招いている。全土で利用できるのはわずか25,000軒のホテルとゲストハウスだが、それらは主にヤンゴン、マンダレー、バガンといった主要都市にしかない。特に様々な国からミャンマーへの直行便がより多くなった場合には、外国人観光客数の増大に対応するには客室数が不十分だろう。
「アセアン諸国の中で比較的大きなマーケットであるタイは、この前途有望な観光マーケットへの投資のチャンスを追求すべきだ」と、同センターは言及した。
ミャンマーは、4~5ツ星ホテルの100%外国資本を認めている。今日、ホテル業界での主要な外国人投資家はシンガポールで、タイ、日本、香港が後に続く。
ミャンマーへのタイ人観光客数の増加に加えて、カシコーン・リサーチセンターはまた、今年、ミャンマーから135,000人の観光客がタイを訪れると見ており、昨年比22%増を見込む。
■Bangkok Post原文はこちらから
http://www.bangkokpost.com/travel/travel-update/308445/all-roads-lead-to-myanmar