<ザ・ネーション記事より抜粋>
2012年8月21日:
タイ入国管理局は、格安航空会社が運航する10月1日のドンムアン空港の再オープンに向けて、サービス強化を全速力で進めている。
「今のところ、ドンムアン空港での少なくとも350の入管職員の新規配属が承認されており、混雑を避けるために迅速な処理を補う最先端テクノロジーが導入される予定だ」と同局出入国管理2課のナタトーン司令官は述べた。
現在、チャーター便、ノックエア、オリエント・タイ航空がドンムアン空港を使用しており、10月1日にはタイ・エアアジアもスワンナプーム空港から移転する。また、タイ空港公社は、ドンムアン空港利用について他の格安航空会社14社とも交渉している。
稼働するのはターミナル1のみで、年間1,650万人の乗客に対応する予定。2006年のスワンナプーム国際空港開港前、ドンムアン空港はバンコク唯一の国際空港だったため、全ターミナルで乗客3,650万人の対応が可能。また、混雑悪化に備えて、ターミナル2も稼働準備を進めている。
司令官は、「スワンナプーム空港の混雑から危機管理について多くを学んだ。外国人観光客に対して優れたサービスを提供することがいかに困難でも、その学びを生かさなければならない」と話した。
自動パスポート審査システムの導入で、明らかに手作業が削減された。4月11日からこれまで、16台のシステムは、主にタイ人だが、タイに永住する外国人など100万人以上、または一日8,000~10,000人のパスポート保持者を審査してきた。
入国管理局はまた次の4カ月以内に、Advance Passenger Processing system(APP:乗客事前処理システム)を導入する予定。APPは出発地点で好ましからざる乗客を入管に通報する。それにより、タイへの入国が拒否される。
ドンムアン空港
http://www.airportthai.co.th/ewtadmin85_AOT/ewt/donmueang/main.php?filename=index___EN
■The Nation原文(全文)はこちらから
http://www.nationmultimedia.com/national/Immigration-prepares-for-top-notch-service-30188733.html