<TTR weekly記事より抜粋>
バンコク、2012年9月3日:
グリーンリーフ財団は雇用者の健康についての評価基準強化を採用し、料理と飲料の水準を上げるようホテル経営者たちに求めた。
これらはホテル経営者向けのグリーンリーフ・プログラム参加の利益が紹介された『Smoke Free Hotel Hero(無煙ホテルのヒーロー)』という団体セミナーの結論。
「これはグリーンリーフ・スタンダードに加わりたいホテルにとって最初の簡単な一歩だ」とグリーンリーフ財団のジラポン副理事は話した。
ジラポン氏は、無煙キャンペーンの恩恵は作業効率向上を助けることだと説明した。
「プログラムには3つのレベルがあり、第1レベルは、まず1室の禁煙客室の導入から始まる。そして、さらにレベルアップを求める場合は、ホテル客室総数の65%まで禁煙室を増やせばシルバープレートを獲得でき、75%に達すればゴールドプレートを獲得できる」とジラポン氏。
同氏は、ヘルス・ツーリズムは南アジアと東南アジアだけで年に28%の成長を続け、世界全体20%の成長率を上回ると言及した。
「健康志向の重要性が高まっており、顧客の望むアクティビティ提供に適応していかねばならない」
同氏は、ホテルは料理に集中して取り組むべきで、健康問題に対応すべくレストランで提供される料理はすべてグルタミン酸ナトリウム不使用を保証し、料理・飲料の品質水準を上げるべきだと示唆した。また、子ども向けの特別メニューも改善の必要性も指摘。
ジラポン氏は、ホテル庭園にハーブ・ガーデンを作れば経費が削減でき、タイ料理教室など文化的かつ伝統的なアクティビティの提供により、さらに独創性が高められると提案した。
1998年に創設されたグリーンリーフ財団は環境保護の調査研究を支援しており、観光業界のオーナーやオペレーターを職場の環境的品質基準の向上のために援助するとともに、顧客の要求に応えて観光や観光関連ビジネスのよりよい環境活動の発展に助力している。
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http://www.ttrweekly.com/site/2012/09/green-leaf-calls-for-higher-standards/