10年をかけた集大成

リゾート写真家、増島 実さんが45年を超える写真家生活の集大成として10年をかけた新刊『Welcome to the Lanna Hotel/チェマイのラーンナーホテルと寺院装飾』が出版されました。

◆チェンマイを中心としたタイ北部のブティックホテル（ラーンナーホテル）と、そのデザイン着想の原点となった寺院装飾をひも解く本です。ラーンナーとはタイ北部の総称、100万の水田を意味します。

◆著者は北部タイ様式（ラーンナー）のフォーシーズンズホテルやダラデヴィチェンマイに魅了され、2008年から2019年まで30回以上北部タイへ渡航、およそ500日をホテルや寺院、北部タイ文化の取材撮影に費やしました。2015年は3か月チェンマイに住んだ経験もあります。またラーンナーデザインが際立つ６０軒のホテルを掲載しました。

◆本書はラーンナーの寺院装飾や文化とホテルデザインの関係を全9章48パートに纏め、装飾の名称や文化的背景、食、祭り、そしてラーンナーコロニアルスタイルまで幅広く解説しました。編集者、建築デザイン関係者、旅行会社などタイ北部文化にご興味をお持ちの方へお勧めします。

◆本書、P16~19の寺院装飾の詳細図と名称は、一番苦労し、また日本では初めての事ではないかと自負しております。

◆制作：集英社インターナショナル、全カラー251ページ、28×28cm。大判Coffee Table Book形式で、開成堂印刷のFMスクリーン、ハイブリッドUV機による高精細印刷をお楽しみいただけます。

基本情報

• チェンマイ
• チェンマイの花畑
• チェンマイのホテル