2022年、3年半ぶりに観光客の受け入れを再開したタイ南部の秘境・ピピ諸島。多くの観光客が訪れたことによる環境の悪化により島を閉鎖しサンゴ礁や海洋生物の回復に努めてきました。
今回は閉鎖したことで美しい自然を取り戻しより一層魅力的な島へと生まれ変わったピピ諸島でのアイランドホッピングについてご紹介します。
ピピ諸島おすすめスポット
ピピ・ドン島のおすすめビーチはこちらの2つです。
・モンキービーチ(Monkey Beach)
名前の通り野生の猿がたくさんいることで有名なこのビーチは、プライベートビーチのようにこぢんまりとしており、遠浅の海が広がる海水浴に最適なビーチです。砂浜でぼーっとするのにもぴったりの癒しスポットです。人に慣れてない猿もいるのでマナーを守って共存を楽しんでみてください。
・ワンロン・ベイ(Wang Long Bay)
湾の入り口が狭く小型のボートしか入れないため、とても静かで秘境の入り口という表現がぴったりの場所です。個人では行くことは難しく、ツアーやチャーターボートで行くことが一般的です。エメラルドグリーンの海と切り立つ崖のコントラストが圧巻で、泳いでいる魚が見えるほどの透明度を誇る海は何度訪れても感動すること間違いなし。
続いて、ピピ諸島の中で2番目に大きいピピ・レ島のおすすめスポットはこちらです。
・マヤベイ(Maya Bay)
映画「ザ・ビーチ」の舞台となったマヤベイ。エメラルドグリーンの海と真っ白の砂浜に囲まれた景色は、まるで自分も映画のワンシーンに入り込んだような気持ちになります。環境を保護するために一日の入場者数の制限を設けているので、時期によっては閉鎖していることもあり、事前に確認が必要です。入島再開後はマヤベイの反対側のビーチへボートが停泊し、歩いてマヤベイ側へ歩くようになっています。ルートも整備されておりトイレも完備されています。
・ピレラグーン(Pileh Lagoon)
その切り立った岩壁とエメラルドグリーンの海のコントラストが幻想的な湾で、写真映えを狙うには最高のスポットです。ロングテールボートの先端に座って撮るスタイルが人気です。海の透明度が高く、ピピ諸島の中でも指折りの絶景となっています。
・バイキングケーブ(Viking Cave)
ピピ・レ島にあるこちらのポイントは、かつて海賊が住んでいたと言われる古代の洞窟です。現在は多くの燕が洞窟内に巣を作り、子育てをする“燕の楽園”になっています。一般の入島は禁止されているので、ボートから眺めて景観を楽しんでください。
その他、こんなところに立ち寄るツアーもあります。
・バンブーアイランド(Bamboo Island)
穴場のビーチスポット。浅瀬の海には色とりどりの魚やサンゴ礁が生息していて、手つかずの自然を満喫したい人にはおすすめの無人島です。島内にはフレッシュフルーツやドリンクの売店をはじめ、トイレも完備してあります。遊泳も可能です。
2021年8月4日からタイではサンゴ礁に有害な化学物質を含む日焼け止めの国立公園への持ち込み、及び国立公園での使用が禁止となっております。詳しくはこちら。
美しい海と砂浜に囲まれた島々は、日常から離れてリフレッシュするのには絶好の場所ではないでしょうか。
一日ツアーに参加も良いですし、ピピ・ドン島にはホテルもあるのでホテル滞在でリゾートステイも可能です。