地元の人々の間ではチェディ・クラーンナーム(水中の仏塔)として知られる、タイ湾に浮かぶ白い仏塔。サムットプラカーン県は、チャオプラヤー川が海に合流する河口に位置していて、貿易が盛んだったアユタヤ時代からバンコク王朝中期まで、重要な港町として発展しました。かつては「プラ・プラデーン」と呼ばれていて、島には白い仏塔のほか、敵を見張る砦が6方面につくられていました。その後、川の流れが変わって島が陸とつながるようになりました。当初の仏塔の高さは20mで今よりも小ぶりでした。現在の仏塔の高さは38mに改装されたのはラーマ四世の時代です。バンコク王朝歴代王が毎年必ず御座舟でプラ・サムットチェディを参拝に訪れていたため、現在も毎年10月9日から9日間にわたって、それにちなんだ祭が開催されます。祭では水中仏塔にかぶせるための赤い布をお披露目するためのパレードなどが行われ、参拝者はろうそくに灯りをともし、水中仏塔の周りを歩いて回ります。チャオプラヤー川におけるボートレースや伝統芸能の披露も行われ、たくさんの特産品が販売されます。
基本情報
名称 | プラ・サムットチェディ |
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名称(英) | Phra Samut Chedi |
営業時間 | 普段の参拝は7時から16時まで |
期間 | 08.00-19.00่時 |
料金 | 無料 |
住所 | Moo3 Baan Chedi, Amphur Phra Samut Chedi, Samutprakarn |
アクセス | サムットプラカーン市内の船着場から渡し船ですぐ |
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