マハーサーラカーム県ナードゥーン地方には、依然より堀に囲まれた広大な古代都市の跡が発見されています。その敷地内から古代人の人骨をはじめ、石造寺院の遺跡、仏像などが発掘されていることから、ここは6~11世紀にチャオプラヤー川流域周辺に勃興したドヴァーラヴァティー王朝と同時代の国家・チャンパーシーが形成されていたと推測されています。
さらに1979年、文化庁の発掘調査で3重の金、銀、銅製の容器に納められた仏舎利が出土したことを受け、関係者が東北地方に古くから仏教が栄えたことを記念し、1987年に「プラタート・ナードゥーン」の仏塔を建立。四角い土台の上に鐘型の大きな白い仏塔(チェディ)は、出土した容器の形を模って造られたものです。
仏塔の周囲にさらに4つの小さな仏塔が配置され、また境内には仏教関連博物館や植物園なども設けられています。マカブチャー(万仏祭)など仏教行事の際には、地元の人々が大勢集まる中心的な場所となっています。
基本情報
名称 | プラタート・ナードゥーン |
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名称(英) | Phra That Na Dun |
URL | https://www.facebook.com/phathatnadun |
営業時間 | 08:00~17:00 |
住所 | Na Dun, Mahasarakham 44180 |
アクセス | ナードゥーン郡役所より約1kmのところにあります。 |
電話 | 043-797129 |
備考 | https://www.tourismthailand.org/Attraction/phrathat-na-dun |
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