この施設は、2016年に天然ガスや石油事業を行うタイのエネルギー関連企業であるPTT(タイ石油公社)によってつくられました。バンコクにある約12ライ以上(約2万平方メートル)にも及ぶ広大な敷地内には250種類以上の植物が育てられていて、自然と触れ合いながらその大切さを学べる施設となっています。日本の植物生態学者の宮脇昭氏に委託して、チークやサイアミーズ・ローズウッドなど土地の生態系に属した約270種の植物が植えられました。見どころは、森の上空に架かった橋に繋がる展望台。絶景のビューポイントとなっています。木々を見上げると自然豊かな森の中を歩いているような気分に浸れるため、森林浴初心者におすすめのスポットです。

忙しい日常から解放されたい時は、半日の森林浴体験が最適です。まず初めに頭の中を空っぽにして、森林浴散策ルートをゆっくり歩いて様々な植物を観察し、道中に設置されている野鳥案内板を見ながら野鳥の鳴き声に耳を傾けます。緑溢れるそのオアシスで、小鳥たちとの出会いがあるかも知れません。途中歩くのに疲れたら、ゆっくりと深呼吸をして心と身体に自然の涼やかな風を感じてみてください。心が落ち着きリラックスモードになれたなら、都会の森がすべてを包み込み、自然とひとつになれたといえるでしょう。都会ではなかなか触れ合うことの出来ない自然に囲まれて、マイナスイオンをたくさん浴びてリフレッシュすると、その日の夜はぐっすりとよく眠ることができ、その後何日も心穏やかに過ごすことができます。

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