ナコーンノーク通り、ナコーンナイ通り、ナンガム通りという3つの主要な通りがあり、これらの通りには美しい建築物と、シノ・ポルトガル様式の古い建物や中国の商店など独自のアイデンティティを持つ建物がたくさんあります。

旧市街の散策は、ソンクラー湖にほど近いナコーンノーク通り沿いのソンクラー・シティゲートからスタートします。通りの突き当たりにはハッブ・ホー・ヒンと呼ばれるかつて精米所として使用されていた歴史を感じる赤い建造物があり、現在は常設展示が行われています。

散策ルートは、何十年も前から地元の人々に愛され続けている人気店が軒を連ねるナコーンナイ通りからナンガム通りへと続きます。タイのお菓子やデザート(カノム)を販売するお店は、カノムキーモード”(Khanom Khi Mord/ขนมขี้มอด)、トンエーク(Thong Ek/ทองเอก)、カオファーングアン(Khao Fang Kuan/ข้าวฟ่างกวน)、カノムクラボークまたはカノムボーク(Khanom Krabork・Khanom Bork/ขนมกระบอก・ขนมบอก)など、他では見つけるのが難しい珍しいお店が並んでいます。カノムブートゥー(Khanom Butu/ขนมบูตู)、サンパンニー(Sam Pan Ni/สำปันนี)のほか、アイスクリームショップ、ローカルフードのお店、昔懐かしいスタイルのコーヒーショップなどがあります。

さらに歩みを進めると、さまざまな通り沿いの家の壁に描かれたストリートアートを見ることができます。それぞれのアートには、コーヒーハウスでの井戸端会議の様子や3人の異なる民族の子供たち、コーヒーの屋台、京劇歌手など地元の人々の生活が描かれていて、ソンクラーのユニークな文化を垣間見ることができます。

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