Thailand
Globetrotter

テクテクタイランド

Phuket / Similan

March 1[Sun], 2009

起床。

March 1[Sun], 2009 5:30

私は頑張って起きましたよ。6時半に潜るために! でもみんな全然起きてこないし……

みなさんは6時過ぎにようやく起きてきて、しかも軽くご飯も食べちゃったりして。えー。私ももう少し寝たかった……と思いながら、ニワさんと潜水計画のお話。今日のスポットは“Elephant Head Rock”。ここは岩と岩の隙間を泳ぎながらのダイビングが人気らしく「頑張って顔を出してみましょう! 楽しいですよ」とこれまた朝から盛り上げてくれるニワさん。が、がんばります。

エレファント・ヘッド・ロック、ダインビングって楽しい!

March 1[Sun], 2009 7:05

Elephant Head Rock”での潜水時間は35分間、最大深度26メートル。なんだか不思議なかたちの岩がたくさんありました。そして岩の間から顔を出す色とりどりの小さな魚たち。あんなに潜るのが怖かったのが嘘のような楽しいダイビング。韓国人チームが魚の大群の後ろをついて泳いでいるのを見たときは、一緒に行ってしまいそうになりました。

毎日とてもとても元気な韓国のみなさんは、海の中でもパワフルで、お互い写真を撮りあったりと、とにかく楽しんでいるのが手に取るようにわかりました。そんななかで50代ぐらいのご夫婦が、手をつないで潜っていて思わず見とれてしまいました。いいですよね、私もいつか誰かとそんなダイビングができたらいいです。いつになるかは聞かないで欲しいです。

そんなこんなでとても楽しかった35分間に遭遇したのは、ブルーフュージラー、ワヌケヤッコ、カスミアジ、ロウニンアジ、オニカマス、テングハギモドキ、ミヤコテングハギ、サザナミトサカハギ、キヘリモンガラ、バラハタ。岩から顔を出すことはできなかったけど、これまでで最高のダイビングでした。

ドナルドダック・ベイに上陸。

March 1[Sun], 2009 9:05

楽しかったダイブの後は、朝食。そしてまたしても笑顔で近づいてくるボス。「あそこの島のうえにおもしろいかたちの岩があるでしょ。あれはシミランのシンボルなの」。はい、わかりました、行ってきます……

昨日と同じように、小型ボートを出してもらって上陸! どうやらあの岩はセイルロックという名前。船の帆のかたちということですかね。あそこまで登れるらしいというので船のみなさんと行ってみることに。頂上からの景色はとてもよかったですよ。

ちなみにセイルロックとはべつにドナルドダックみたいなかたちの岩があって、それがこの湾の名前の由来です。

マンタに遭遇!?

March 1[Sun], 2009 9:50

30分ほどの島探索の後、船に戻ると何やら騒がしい韓国チーム。「マンタがデッキから見えたらしいんですよ」とニワさん。マンタっていうのは正式名称オニイトマキエイ。世界最大のエイで、大きいものは横幅が8mにもなるとか。そうこうしているうちに韓国チーム、小型ボートに乗ってさがしにいきます……でも結局見つからず。でも船にいたダイバーみんなの期待が高まっているのを感じます。そう、シミランクルーズではこのマンタに会える確率が高いんです。写真みせてもらったらすっごいかっこいい……見てみたい!!でも午後には船を降りる私にとっては、ラスト1回のダイブ。ニワさんとの潜水計画も気合が入りました。


エレファント・ヘッド・ロック2回目、余裕のダイブ。

March 1[Sun], 2009 10:35

前回と同じ“Elephant Head Rock”、潜水時間は37分間、最大深度24メートル。今回は岩場の間から顔も出せて、しかもカメラを持って潜ったニワさんが記念写真も撮ってくれました! 遭遇したのは、ロウニンアジ、カスミアジ、シテンヤッコ、ハタタテハゼ、モンハナシャコ、モンガラカワハギ、カクレクマノミ、スカンクアネモネフィッシュ。

とくにカクレクマノミはかわいかったです! そしてダイブ終了の際に、海の上に浮上してくるとき、視界に白い大きな物体が……「これは、もしかしてマンタ?」と思ったんですけども、私たちの船でした。全然違うやん。

テンポラリーカード授与。また潜りたいですね!

March 1[Sun], 2009 12:03

メスルームで休憩してると、ニワさんからテンポラリーカード(オープンウォーター・ダイバーの仮認定証)を授与されました。私の名前はもちろんのこと、ニワさんの名前、さらに今回お世話になったダイビングショップ「White & Blue」の名前も書いてありました(て言うか、ニワさんが記入してくれたんですけどね)。ありがとうございます!

プーケットに到着した翌日から始まってダイビング漬けの4日間。船での最後のお昼を食べながら私が発した言葉は「また潜りたい!」でした。それを聞いたニワさん、ボス、そして全員からはスタンディングオベーション。いやーご心配おかけしました。

すごく軽い気持ちでプーケットへやってきて、少しダイビングの雰囲気を体験すればいいや!ぐらいの考えだった私には、難関が幾度となく訪れましたが、終わってしまえばいい思い出。それよりも、どこまでも広がる綺麗な海と魚たち。そしていつの間にか仲良くなった韓国&タイチームのみんな。ダイビングって楽しい! そして次はマンタに会ってみたい!

お世話になりました。

March 1[Sun], 2009 15:00

韓国チームのみ船に残り、ボスとタイチームとともにプーケットへ戻ることに。しかも今回いちばんお世話になったニワさんが急遽、韓国チームのインストラクターとして船に残ることになり、いきなり別れがやってきました。ニワさんにはほんとうにお世話になりました。

「またプーケットに来てください。特訓しますから……」とニワさん。ちなみに後日談ですが、「あの後、韓国チームはマンタが見れたんですよ! 大騒ぎでした」というメールが届きました。やっぱりシミランクルーズではマンタに会えるんですよ! 今回の私のような2泊3日コース。そして韓国チームのような4泊5日コースが一般的のようですが、せっかくならやっぱり4泊5日コースがいいですね!


タップラム港に到着。2日ぶりの地上。

March 1[Sun], 2009 16:48

スピードボートは乗り合いボートのような感じで、島で遊んでいた人やクルーズ船から早めに降りて帰る人たちを乗せながら港へ向かっていきます。途中激しいスコールに降られてしまいましたが、無事港へ到着! 港では“White & Blue”のスタッフが待っていてくれて、なんだかホッとしちゃいました。その後は2時間半ほど車に乗り、ホテルへ。

プーケットタウン、シノハウス・プーケット・ホテル、ラヤ・タイ・キュイジーヌ。

March 1[Sun], 2009 19:06

プーケットタウンにあるロビーがチャイニーズっぽいインテリアのShino House Phuket Hotel & Apartmentへ到着。部屋には電子レンジ、ポットも置いてあって、インターネットも快適! 長期滞在によさそうですね。ひといきついて夕食へ。

ボスの後についてホテルから徒歩10分ほど、可愛らしい一軒のお店。ここが中国とポルトガルのミックススタイルという建物を利用したレストラン“Raya Thai Cuisine”です。空心菜の炒め物や殻つき海老のあんかけ、魚のフライ、オムレツ(揚げた豚の皮入り)……どれもアローイ(おいしい)でした!

食事の後は、少しホテルの周りをテクテク歩いて部屋へ戻りました。これにてプーケット/シミラン諸島ダイビング編は終了。でもまだ私は日本には帰れません。なぜならダイビング後はその回数や潜水時間などによって違うんですけど、体内に取り込まれてしまった窒素の関係で最低12〜18時間は飛行機に乗れません(減圧症というものに罹る可能性があるそうです)。ということで、ボスから勧められたヤオノイ島へ一泊することに。詳しくはヤオノイ編でどうぞ。

その後。

今回私がプーケットでチャレンジしたのは、「オープン・ウォーター・ダイバーコース」。ライセンスが取得できたら、水深18メートルまでバディ(パートナー)とともに潜ることが可能となります。船上で仮の認定証をいただいていましたが、日本に帰って約1ヶ月、またインドア&仕事ばかりの日々を送っていた私の家へ、ついにPADIオーストラリアオフィスから真っ白な封筒で「Cカード」が届きました!

ニワさんにはほんとうに感謝です。ダイバーに何か問題があった場合、そのダイバーを指導したインストラクターへ問い合わせがいったり、場合によってはインストラクターが罰せられることもあるんだとか……。ということで、先生と教え子はある意味一心同体なんですね。デキの悪い生徒は、これからも無理せず、のんびりダイビングを楽しんで行きたいと思います。ニワ先生にご迷惑をおかけしないように……でもあれだけ興味の無かったダイビングを楽しませてくれた先生にも責任ありますけどね!

さあ、次はいつ潜りに行こうかな? プーケット国際空港のお土産屋さんで買ったバスソルト(アンダマン海の塩入り)を入れた湯船で半身浴しながら計画を練っております。