ワット・ポーで朝ヨガと計量。
September 9[Thu], 2010 08:05タイ古式マッサージの総本山として有名なワット・ポーですが、毎朝8時からタイ式ヨガであるところのルーシーダットンが日本で言うラジオ体操的に行われてます。本日も食べますのでぜひ朝から体を動かしたいところですね、ということでやって参りました。しかも朝の通勤ラッシュにつかまって着いたら8時。境内のマッサージハウスのところまでダッシュです。おおやってるやってる!早速裸足になって参戦です。
先生の掛け声にあわせて身体を順番にのばしていくのですが、エリカプロは昨日のゴルフと打って変わってバランスを取るのにひと苦労。気づいたら常に補助の先生がついてます。師匠はいい感じのバランスですかね……と思ったら足の裏を手で持つポーズでムリムリムリ!な表情に。おもしろかったです。最後に薬草入りのドリンクをもらっておしまい。ということで本日最初の計量、いっておきましょう!
基準値から:師匠−0.4kg(−0.8kg)。エリカプロ+0.7kg(−0.9kg)。 *()内は前回計量時からの増減です。
いいですねー減ってますよ!
とにかく壮観。ロティ・マタバ。
September 9[Thu], 2010 09:40ワット・ポーの中をぐるりと回って朝食へ。やってきたのは、タイで2番目に古いという由緒あるタマサート大学近く、プラ・アーティットエリアにあるムスリムの食堂ロティ・マタバ。1943年創業のこちらのお店、狭い店内ながら大勢の人で賑わっています。そうそう言い忘れましたが、最終日のガイドは再びタオさんが復帰。「ここは店の名前の通り、ロティと一緒に食べるカレーがおいしいんだよ!」と言いながら、何やら注文。ちょっと不思議そうな顔をしながら、店員さんが次から次へとカレーを運んできてくれました。その数12種類。ああこれはあれですね、いわゆる「メニュー全部もってきて」です。夢のオーダースタイル。やりましたね。タオさんの「とにかくたくさんの種類を食べさせてあげようキャンペーン」まだまだ展開中です。テーブルの上で「……壮観」と思ったの初めてでした。
この他にもロティ、ターメリックライス、テールスープ、タンドリーチキンなどを(ほんとにテーブルに乗り切らないくらい)思いっきり頼んで合計912バーツ(2700円ほど)。学生&地元の人に愛され続けているこのお店、どれもおいしい上にお安いです! できればあんまり人に教えたくないレベルでした。
そしてもちろん、これは明らかに食べ過ぎ。食後はお店向かいのチャオプラヤー川ほとりで、闇雲にジャンプをするふたり。食後すぐに100回ジャンプをすると痩せるとか意味のわからないことを口走ってました。通りすがりの人たちガン見してましたよ……
No. | 名前 | 価格 | お気に入り |
---|---|---|---|
1 | 南部風ビーフカレー | 40バーツ | エリカさん |
2 | チキン・マサマン・カレー | 40バーツ | |
3 | 牛肉グリーンカレー | 40バーツ | |
4 | チキン・グリーンカレー | 40バーツ | |
5 | チキン・グルマ・カレー | 40バーツ | エリカさん |
6 | フィッシュ・カレー | 50バーツ | エリカさん |
7 | 牛肉レッドカレー | 40バーツ | |
8 | 牛タンシチュー | 60バーツ | アキコさん |
9 | マトン・グルマ・カレー | 70バーツ | アキコさん |
10 | チキン・カレー | 40バーツ | |
11 | ビーフ・マサマン・カレー | 40バーツ | |
12 | フィッシュ・タイ・カレー | 40バーツ |
☆ゲーン・ヌア・パーク・タイ(南部風ビーフカレー)[แกงเนื้อภาคใต้]
ビーフのレッドカレーですが、南部風のはペーストにガランガ(トムヤムに入ってるしょうがっぽいやつです)を大量に用いたり、家によってはジャガイモも入れたりします。かなり辛さ先行。
☆ゲーン・マサマン・ガイ(チキン・マサマン・カレー)[แกงมัสมั่นไก่]
ペルシア(現在のイラン)からアユタヤ王朝に伝わったと言われる、ムスリムの間で人気カレー。レッドカレーペーストを基本に、ビーフまたはチキンのほか、ジャガイモ・玉ねぎをつかいます。ココナッツミルクを使い、日本で普段食べるチキン・カレーに見た目的に近いかもしれません。味もやや甘くマイルドな感じです。
☆ゲーン・グルマ・ガイ(チキン・グルマ・カレー)[แกงกุรหม่าไก่]
インド北部発祥で南部タイに暮らすムスリムに伝わるグリーンカレー。熟する前のナツメヤシと、チキンまたはマトンが主な具です。若いナツメヤシは酸っぱい味なのですが、タイでは手に入りにくいため、代わりにプチトマトをつかう家庭も多いです。また、店によってはヨーグルトを用いて酸っぱさを出すところも。一般の店ではなかなかお目にかかることのない珍しいメニューです。
お宅拝見! ジム・トンプソンの家。
September 9[Thu], 2010 11:00こちらエリカプロのご要望で、超ベタ観光です。たまにはいいですね。タイシルクで大成功をおさめたジム・トンプソンさんが1959年から1967年まで住んでいた古いタイ様式(高床式)のお宅が、いまでは博物館として一般公開されていて、しかもガイドさんがついて、35分ほどの日本語ツアーをやってくれます。
ということでお宅拝見ツアースタート! いきなり現れたのは、チェンマイから運んできたという19世紀の屏風。そして同じく19世紀中国の木板。その他にも、アユタヤ時代の布に描かれた絵だったり、クメール時代のお釈迦様だったり、とにかくすごいモノが、所狭しと飾られています。さらに部屋のあちこちは、建築家でもあったジム・トンプソンならではの工夫が施されています。そう、忘れてました。わたし調度品大好きなんですよ。ベタ観光と初めは軽い気持ちでしたが、ツアーが終わるころには、かなりはまって見入ってしまいました。ふたりも大満足だったようで、ツアー後には隣のショップで、タイシルクをお買い上げ。
ランチももちろんカレー、ギン・カラパプルック。
September 9[Thu], 2010 14:00ランチはお土産の物色ついでに、バンコクの中心、ハイソなお洒落エリア・サイアムにある巨大ショッピングモール、サイアム・パラゴンで。1階、ギン・カラパプルックです。こちらは王室出身のオーナーが経営する「タイの正統派料理が食べられる庶民派レストラン」。なにを食べてもおいしいのですが……もちろんここでも、タオさんの計らいでカレーづくしのメニューです。当然ですね。ポークカレー、スパイシーポークカレー、カオ・ソーイ(北部のココナッツカレーラーメン)。その他にも、アボガドサラダなんかも頼んでしまって、またもや満腹。最後の計量が近づいています。
☆カオ・ソーイ(北部のココナッツカレーラーメン)[ข้าวซอย]
まろやかなココナッツカレーのスープに茹でた小麦粉の麺バミー、そのうえにさらに揚げたバミーをトッピングする北部料理。もともとはミャンマーから伝わったと言われます。日本人の口にもよく合いますのでおすすめ。
高級スパでネイルをトライ! マルベリー・スパ。
September 9[Thu], 2010 16:00 帰る前にマッサージ行っときたい! ということで、バンコクに2店舗を構えるマルベリー・スパへ。迷わず古式マッサージをチョイスするわたしを横目に「最後だしどうしよう」「初挑戦のモノがいいかも」とメニューをじっと見ながらかなり悩んだふたりは、ネイルのコースをチョイス。マッサージ&マッサージ中の熟睡でスッキリしているわたしとは違って、初めて人にされるネイルで、結構緊張感があったもよう。最後の晩餐もカレーカレーカレー! プアンケーウ。
September 9[Thu], 2010 18:40最後のディナーは、マルベリー・スパあがりでそのまま向かいにある老舗タイ料理屋さんプアンケーウへ。タイ在住日本人も多く通っているそうで、入口の看板には思いっきり「プアンケーウ タイ料理レストラン」と日本語で書いてあって、どことなく親しみを覚えてしまう雰囲気。カレーを食べつくした(と思われる)わたしたちに、タオさんが最後に紹介してくれたのは、ホーモック・ホイ(ムール貝入りカレームース)とホーモック・タレーパオ(シーフード入りカレームース)。その他にもヌアプー・パッド・ポンカリー(蟹のフライ・イエローカレーソース添え)、シューシー・クンナーン(海老フライ入りレッドカレー)……やっぱりカレーカレーカレーのオンパレード。途中、飽きてきた発言もあったカレーですが、最後となるとこれまた寂しいものです。
☆ホーモックホイ(ムール貝入りカレームース)[ห่อหมกหอย]
バナナの葉で包んで蒸したカレームース。貝や魚のほか、白菜、こぶミカンの葉を主な具とする昔からの家庭料理。普通のカレーより工程が多いため、最近では店先で買って食べることの方が多いです。
☆シューシー・クンナーン(海老フライ入りレッドカレー)[ฉูฉี่กุ้งนาง]
エビのドライカレー。同じドライカレーのパネーンは、ショウウイキョウ(小茴香)やコリアンダーの種を加えているのに対し、シューシーはただ普通のレッドカレーをベースに汁気を少なくしただけ。エビや魚など魚介類を主な具にすることが多いです。
もうカレー食べなくていいんだよ。
September 9[Thu], 2010 21:10楽しい時間はあっと過ぎてしまい、空港へ。カレーを死ぬほど食べさせてくれたタオさんとの別れも惜しみつつ、この旅最後の計量タイム! 到着した時と同じように、警備員のお兄さんが見ていようが構いません!っていうか、もう慣れましたね!
基準値から:師匠+1.2kg(+1.6kg)。エリカプロ+1.9kg(+1.2kg)。 *()内は前回計量時からの増減です。
えーと、体重は結局増えてしまいました(そりゃそうだ)。なにごともほどほどにするのが大切ですね。カレーばっかりでもダメ。野菜も果物もしっかり食べて、適度に運動をすること。でもしかしです。振り切ってしまうとそれはそれで楽しい。メニュー全部もってきて、がわたし的には最大のクライマックスでした。ええ小市民ですとも。この旅わすれません。
「イマドキの女子大生って、どんなだろう」とちょっと不安もありつつのスタートでしたが、最後まで弱音を吐かずに、笑顔でひとつひとつのコトを楽しみながらクリアしていったふたりの姿に「わたしもまだまだ頑張らないとなー」と思わせられました。アキコさんとエリカさん、お疲れさまでした。でも今度企画するときは、もっといろんなおいしいものを食べられるようにしてね!
- day 1
- day 2
- day 3
- day 4
- information