タイと日本の歴史を伝えるべく、2006年にゆかりの地であるメーホンソーンから南方面のクンユアム郡に建てられた記念館。
時は、第二次世界大戦。当時の日本軍は、クンユアムをビルマ戦線へ向けた重要拠点とし、食糧調達、道路開拓などに従事していました。約6,000人とも言われる日本軍の到来は、クンユアムの人々からは歓迎され、駐留時には一体となって道路の整備に取り組んだり、それに伴い町の経済も活性化しました。クンユアムの人々の手厚い援助に対して日本兵が個人の所持品を提供するなど深い友好関係が築かれていたことが、当時の資料からもうかがい知ることができます。
記念館の館内には、日本語ナレーションでの映像による解説や日本語の説明も髄所に設置され、タイと日本の歴史的な関係を学べる最良の施設となっています。受付にある記帳には、日本人の名前も見られ、両国の歴史に様々な想いを馳せながら、世界平和を願わずにはいられません。メーホンソーンを訪れた際には、一度は訪れておきたい記念館です。
基本情報
名称 | タイ日友好記念館 |
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名称(英) | Thai-Japan Friendship Memorial Hall |
営業時間 | 毎日08:00~17:00 (12:00~13:00一時休館) |
料金 | 大人:100バーツ、小人:50バーツ |
住所 | Khun Yuam, Khun Yuam District, Mae Hong Son 58140 |
アクセス | メーホンソーン市街より車で南方面のクンユアムへ約1時間 |
電話 | 053-691-117 |
地図 | Googleマップで確認する |