ハーブやスパイスを使ったエキゾチックな味わいと、甘味、辛味、酸味、塩味の絶妙なハーモニーに魅了され、ファンになる人が多いタイ料理。今では日本でも馴染みのある料理となってきたタイ料理ですが、本来は一言では説明できないほどの奥深さがあります。そんなタイ料理の奥深い世界に触れるなら“グルメ”をテーマにタイの地方へ旅に出てみるのはいかがでしょうか?
「タイ・グルメトリップ特集」第二弾は、タイ北部ナーン県へ!1泊2日で巡るモデルコースをご紹介します。
《1日目》バンコクからナーン県へ
7:30 ドンムアン空港から出発
バンコク・ドンムアン空港からナーン空港までは、エアアジアが毎日3便運航中。その他の航空会社も1日2便運航中。所要時間は約1時間20分。
8:50 ナーン空港へ到着
9:30 ホテルにアーリーチェックイン
ナーン・ブティック・ホテル
ナーン県では、中心地のホテルが便利。「ナーン・ブティック・ホテル」は、広々とした明るい客室と、タイ北部らしいインテリアが特徴。周辺にはレストランや食堂が点在しています。
12:00 ローカルコミュニティで料理教室&ランチ
バーン・ボー・スアック・コミュニティ
ナーン中心地から車で約15分。訪れたのはボー・スアック地区に暮らす村人がホームステイを営んでいたり、各種ワークショップを開催しているコミュニティ「バーン・ボー・スアック・コミュニティ(Ban Bo Suak Community)」。ここでは、タイ北部のソーセージであるサイウアの料理教室を体験することができます。
サイウアとは、豚の挽肉にタイハーブや唐辛子、赤玉ネギにターメリックやガピ(エビの発酵調味料)を加えて腸詰めし、炭火で焼いたソーセージです。ハーブの香りが効いていて、お米はもちろんビールのおつまみとしても人気です。サイウア作りのあとは、村の女性たちによる家庭料理のランチも楽しむことができます。
14:00 老舗のタイ伝統デザート店へ
ラーン・コン・ワン・パー・ニム
ランチの後は、ナーン県を訪れた旅行者が必ず足を運ぶというデザート食堂「ラーン・コン・ワン・パー・ニム(Raan Kong Wan Pa Nim)」へ。創業1973年の老舗の食堂では、タイの伝統的なデザートの数々が20種類もメニューに並びます。
ココナッツアイスに、ブラウンライスをココナッツミルクで炊いたものや仙草ゼリーなどを添えてココナッツミルクをかけて食べる、甘さ控えめのデザートが人気です。
15:30 ワット・プラタート・カオノーイ見学
ワット・プラタート・カオノーイ
カオノーイ山の山頂、標高約240mの場所にある寺院「ワット・プラタート・カオノーイ」へ。ナーンの町を見渡すように佇む黄金の立像がシンボルで、立像の足元からは、美しい景色を眺めることができます。また、ラーンナー美術様式の仏塔も見応えがあります。寺院までは車でアクセスすることができますが、足腰に自信のある方は、麓から寺院まで続く303段の階段にチャレンジしてみてください。
18:00 ナーンの伝統料理を提供するローカルレストランへ
フアン・プーカー
夕飯は、ナーンの家庭料理を味わうことのできるレストラン「フアン・プーカー(HUANPUKA)」へ。バンコクのホテルでシェフをしていたオーナーが、地元ナーンの料理を広めたいとの想いからオープンした一軒で、自社のオーガニック農園でとれた地元の野菜や、地鶏などの食材を使った地産地消の料理の数々を味わうことができます。
《2日目》自然豊かなナーンを巡る
9:30 ホテルをチェックアウト
10:30 オーガニックカカオの農園リゾートへ
ココア・バレー・リゾート
ナーン中心地から車で約1時間の場所にある農園リゾート「ココア・バレー・リゾート(Cocoa Valley Resort)」へ。オーガニックカカオ農園が所有するリゾートには、農園で採れたカカオを使ったチョコレートを味わえるカフェやチョコレート作りを体験できるファクトリー、ナーンの自然を満喫できる宿泊施設が併設されています。
ここでぜひ体験したいのが、農園で収穫したカカオを使ったチョコレート作りのワークショップ。カカオニブからチョコレートを作り、最後にナッツやドライフルーツでトッピングをして、自分だけのビーントゥーバーをお土産にすることができます。
12:00 田園風景に癒される、きのこ料理レストランへ
ホアナム・マッシュルーム・ファーム
ナーン県の原風景が広がる田園地帯でひときわ人気なのが、きのこ料理レストラン「ホアナム・マッシュルーム・ファーム(Huanam Mushroom Farm)」。併設された農園からは毎日収穫したばかりのきのこが届き、その種類も様々。
メニューはシンプルな串焼きや素焼き、フライから、きのこのラープ、きのこピザなど、多彩。きのこをモチーフにした可愛いグッズが揃うショップでお土産探しをするのもおすすめです。
14:00 ワット・プーミン見学
ワット・プーミン
旅の締めくくりに訪れたいのは、ナーン県を代表する名所「ワット・プーミン(Wat Phumin)」。寺院のシンボルは本堂の中にある大きな壁画で、その名も「大地に共鳴する愛のささやき」。1組のカップルが描かれ、その姿は男性が女性に何かささやいているように見えることからこのような名前が付いたと言われています。その美しさから「ラーンナーのモナリザ」の異名もとっています。
15:45 ナーン空港到着
16:55 ナーン空港を出発
ナーン空港からドンムアン空港までは飛行機で約1時間10分
18:05 ドンムアン空港に到着
タイでも特に長閑で素朴な町としてしられるナーン県で、素朴なローカルフード体験、さらに地元の人々との心温まる交流を楽しんでみませんか?
ナーン県まではエアアジアが便利!
エアアジアは成田、関西、中部、新千歳、4つの空港※からバンコク(ドンムアン空港)を結んでいます。運航便数は合計49便/週で、日本=タイを運航するLCCでは最多です。またタイ国内線は合計35路線のネットワークを持ち、地方都市への旅行に便利な航空会社です。
今回の旅では、往路はバンコク(ドンムアン空港)=ナーンの路線を利用しました。同路線は毎日3便運航中です。
※7/4より福岡=バンコクが新規就航予定で、合計5つの空港からバンコクまで直行便を運航します。
エアアジア
https://www.airasia.com