ハーブやスパイスを使ったエキゾチックな味わいと、甘味、辛味、酸味、塩味の絶妙なハーモニーに魅了され、ファンになる人が多いタイ料理。今では日本でも馴染みのある料理となってきたタイ料理ですが、本来は一言では説明できないほどの奥深さがあります。そんなタイ料理の奥深い世界に触れるなら“グルメ”をテーマにタイへ旅に出てみるのはいかがでしょうか?
「タイ・グルメトリップ特集」第3弾は、タイの首都バンコクへ! 「ラグジュアリー&ローカル」をテーマにファインダイニングから食堂まで、美食スポットを3泊5日で巡るモデルコースをご紹介します。
《1日目》日本からバンコクへ
14:00前後ドンムアン空港へ到着
日本からバンコクへはエアアジアのプレミアムフラッドベッドで! フルフラットになる特別な座席は、リピーターが多いのも納得の快適さ。ビジネスクラスなのに片道税込運賃は6.3万円〜(2019年6月現在)と驚きのコスパも嬉しいポイントです。
15:30 ホテルにチェックイン
ウォルドーフ・アストリア・バンコク
宿泊先は2018年8月にオープンしたばかりの「ウォルドーフ・アストリア・バンコク(Waldorf Astoria Bangkok)」。ヒルトングループ最高級ブランド「ウォルドーフ」がアジアで初めてバンコクに開業したことで話題になりました。
17:30 マハナコーン・スカイウォーク
マハナコーン・スカイウォーク
ホテルで休憩してから訪れたのは、キングパワー・マハナコーンビルの最上階78階に位置する展望台&ルーフトップバー「マハナコーン・スカイウォーク」。地上314mの高さにあるルーフトップからはバンコクの街を360度見渡すことができます。
19:00 タイ食材×ニューノルディック・スタイルが楽しめるホテルのダイニングへ
フロントルーム
バンコク初日の夕飯は、宿泊ホテル「ウォルドーフ・アストリア・バンコク」のダイニング「フロント・ルーム」へ。コペンハーゲンのミシュラン星付きレストランなどで腕を振るっていたタイ人シェフが提案する料理は、タイ食材を用いたニューノルディック・スタイル。タイではおなじみのハーブや南国フルーツ、蓮の花などの食材が、思いがけない調理法とプレゼンテーションでサーブされ、驚きの連続です。
《2日目》旧市街からサイアムエリア、中華街まで食べ歩き
8:00 ヤワラーの大人気カフェで中華粥を朝食に
ロン・トウ・カフェ
朝食は早起きをしてヤワラー(中華街)へ。昨年オープンして以来“インスタ映えする”と話題になり連日行列を作るのが、チャイニーズスタイルのカフェ「ロン・トウ・カフェ(Lhong Tou Cafe)」です。お粥と8種類の薬味や漬物がセットになった名物「チャイニーズ・ブレックファスト・セット」(129THB=約450円)を朝食に。
9:30 バンコク三大寺院の見学
朝食の後は、バンコク三大寺院の見学へ。ワット・アルンからスタートして、渡し船で対岸のワット・ポーへ。さらに徒歩10分程でワット・プラ・ケオにアクセスすることができます。
ワット・アルン
ワット・ポー
ワット・プラ・ケオ
13:00 『ミシュランガイド』掲載のパッタイ専門店でランチ
パッタイ・ファイタル
ランチは、ワット・プラ・ケオの東側に広がる旧市街へ。名店揃いのエリアで今話題なのが、2018年にオープンしたばかりのパッタイ専門店「パッタイ・ファイタル(Pad Thai Fai Ta lu)」。もちもちとした細めの麺に大きな具が乗ったパッタイが絶品です。
14:30 サイアムエリア散策
サイアム・パラゴン
ランチの後は、バンコク屈指のショッピングエリアへ。バンコクを代表する高級デパートの「サイアム・パラゴン」や、若者に大人気のトレンド発信地「サイアム・センター」や「サイアム・ディスカバリー」は全て直結しているのでアクセス抜群です。
サイアム・センター
サイアム・ディスカバリー
16:30 高級ホテルの極上スパで至福の時間を
ケンピンスキー・ザ・スパ
日頃の疲れを癒しに訪れたいのは、高級ホテルのスパ。「サイアム・パラゴン」に隣接する5つ星ホテル「サイアム ケンピンスキーホテル」のスパ「ケンピンスキー・ザ・スパ」は、体や肌の悩みに合わせて豊富なトリートメントメニューが揃う評判のスパです。
19:00 モダンタイ料理のディナーコースを堪能
スラブア・バイ・キンキン
スパの後は、同じく「サイアム ケンピンスキーホテル」内のダイニング「スラ ブア バイ キンキン(Sra Bua by Kiin Kiin)」へ。2年連続ミシュラン1つ星に選ばれたモダンタイ料理レストランで、コペンハーゲンのミシュラン1つ星タイ料理レストラン「キンキン」を率いるシェフ・ヘンリック氏がプロデュースしています。モダンにアレンジされたタイ料理の数々はユニークなものばかりで、五感で楽しむことができます。
《3日目》バンコクの最旬グルメシーンを堪能
午前中 ホテルでのんびり
午前中は、「ウォルドーフ・アストリア・バンコク」でのんびり。朝食でオーダーしたいのが、贅沢にもトリュフがたっぷり乗ったエッグ・ベネディクト。辛いもの好きなら、チリフレイバーのエッグ・ベネディクトもおすすめです。
11:30 タイ料理レストランで家庭料理に舌鼓
バンコク・ボールド・キッチン
ランチは、ホテルの最寄り駅であるチットロム駅に直結している高級デパート「セントラル・エンバシー」の地下1階へ。ここに2018年にオープンしたのがタイ全土の家庭料理を味わうことのできる「バンコク・ボールド・キッチン(Bangkok Bold Kitchen)」。レシピはシェフの祖母直伝の家庭料理が豊富にラインナップしています。
他にも・・・
マダム・ソムタム
チットロム駅周辺には、家庭料理やストリートフードが定評のスタイリッシュなレストランも多数。「マダム・ソムタム(Madam Somtum)」は、その名の通りソムタム(青パパイヤのサラダ)を中心としたイサーン(東北)地方の料理を提供する可愛い食堂。リーズナブルに本格的なイサーン料理を食べられるとあって連日賑わう人気店です。
キン・ヘイ バイ グレイハウンド・カフェ
ストリートフードをお洒落な空間で味わうなら「セントラル・ワールド」の2階に2018年にオープンした「キン・ヘイ バイ グレイハウンド・カフェ(KIN + HEY by Greyhound Cafe)」へ。トムヤムスープにポークスペアリブが豪快に入った鍋料理や、ボリューム満点のガパオライスをグループで楽しむのがおすすめです。
13:00 ショッピング
名立たるデパートが大集合しているチットロム駅周辺。お土産探しをしたり、デパートにあるスパでマッサージを受けたり、午後は思い思いの時間を。
18:00 バンコクで最も話題を集める一軒でディナー
ガー
ディナーは、今話題のイノベーティブ料理を味わいにミシュラン1つ星レストラン「ガー(Gaa)」へ。食材はタイ産の旬なものを使いながら、調理法はシェフのガリーマ氏の出身国であるインドの伝統調理法を取り入れたユニークな料理の数々がコースで楽しめます。
他にも・・・
ズーリング
※料理写真はイメージになります(現在提供のコースとは異なります)
同じくイノベーティブ料理を提供するレストランで大人気なのがミシュラン2つ星に昇格したモダンドイツ料理レストラン「ズーリング(Suhring)」。双子のオーナーシェフ、トーマスとマティウスがドイツで幼少期から毎日食べてきた“家庭の味”をベースにしたイノベーティブな料理の数々がコースで堪能できます。
21:30 ヒップなエリアで伝統音楽を楽しめるバーへ
テップバー
ディナーの後は、ヤワラー(中華街)の外れにある路地、ソイナナのバーで乾杯。「テップバー(Tep bar)」は、タイ伝統楽器の演奏を楽しみながらお酒を楽しむことのできる隠れ家的スポット。
《4日目》オーセンティックなタイ料理で締めくくる最終日
午前中 ホテルでのんびり
12:00 ホテルをチェックアウト
荷物を預けて最終日も最後まで満喫!
12:30 カスタマイズできるガパオライス専門店でランチ
プロウ
ランチは、タイ料理の定番中の定番であるガパオライスを求めてガパオライス専門店「プロウ(Prow)」へ。ガパオライスの具材やトッピングをカスタマイズできるとあり、連日人気の一軒。特に人気なのはチーズをトッピングしたガパオライスです。
14:00 バンコクの新名所へ
アイコンサイアム
ランチの後に訪れたいのは、チャオプラヤー川沿いに昨年末にオープンした巨大商業施設「アイコンサイアム(ICONSIAM)」。ショッピングモールには、タイに初めて進出するブランドが多数出店し、バンコク初となる高島屋など、日本ブランドも多く出店しています。
17:00 ホテルで荷物をピックアップ
ホテルで荷物をピックアップしたら、バンコクグルメ旅の最終目的地へ。
18:00伝統タイ料理をコースで堪能
アーハーン
旅の締めくくりは、昔から食べられてきた伝統的なタイ料理を。オープンから1年経たないうちにミシュラン1つ星を獲得したレストラン「アーハーン(R-HAAN)」は、シェフが「本物のタイ料理」をストイックに追求している一軒。食材のほとんどがタイ産で、昔から食べられてきた料理がベンジャロン焼きの美しい食器に盛られて提供されます。
他にも・・・
ペースト
1870年頃から1930年頃に宮廷で食べられていた料理からヒントを得た美しいコース料理を提供しているのが、ミシュラン1つ星レストラン「ペースト(Paste)」。女性シェフ特有のプレゼンテーションにも注目が集まっています。高級デパート「ゲイソン・プラザ」の2階に位置する立地の良さも旅行者には嬉しいポイントです。
20:30 ドンムアン空港へ出発
21:45 ドンムアン空港に到着
深夜便 ドンムアン空港を出発
グルメ偏差値が急上昇中のバンコクは、今やアジアを代表する美食都市。バンコクで、「ラグジュアリー&ローカル」なグルメトリップを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 本場のイサーン料理を味わう旅
- ナーン県のローカルフードを味わう旅
- 美食スポットを巡るバンコクの旅
エアアジアのプレミアムフラットベッドで快適な空の旅を!
エアアジアは成田、関西、中部、新千歳、4つの空港※からバンコク(ドンムアン空港)を結んでいます。運航便数は合計49便/週で、日本=タイを運航するLCCでは最多です。またタイ国内線は合計35路線のネットワークを持ち、地方都市への旅行に便利な航空会社です。
今回の旅ではプレミアムフラットベッドを利用しました。フルフラットになる特別な座席は、リピーターが多いのも納得の快適さ。ビジネスクラスなのに片道税込運賃は6.3万円〜(2019年6月現在)と驚きのコスパも嬉しいポイントです。
※7/4より福岡=バンコクが新規就航予定で、合計5つの空港からバンコクまで直行便を運航します。
エアアジア
https://www.airasia.com