ラーマ1世橋は、タイで最初に建設されたラーマ6世橋に次いで2番目にできたチャオプラヤー川に架かる橋。1932年のラッタナコーシン王朝の150周年を記念して、バンコクとトンブリー地区を繋ぐ目的でラーマ7世の命によって建設されました。正式名称は、プラプッタヨートファー・ブリッジといい、タイの人々の間では、”サパーンプット”と呼ばれています。
バンコク側の橋のたもとにはラーマ1世の記念碑も建てられています。この記念碑は、ラーマ1世橋と同じ時期の1932年4月6日に完成し、ラーマ7世が当時の王立研究所の副学長であったナリッサラー・ヌーワッティウォン王子に記念碑のデザインをするよう任命しました。
ラーマ1世の像は、膝の上の剣に手を添えて座っている雄姿で、シラパコーン大学のシンピラシー教授がブロンズで彫像しました。像の高さは約5.6mで、大理石の土台の幅は2.30mです。また、像の後方には、扉のような形に彫られた大理石の壁と両側には柱が彫られ、大理石には建設の記録が刻まれています。
ラーマ1世橋から傾斜した階段は、記念碑の敷地へと繋がっています。チャオプラヤー川の美しい景色が楽しめる地元の人々の憩いの場にもなっていて、ラーマ1世橋の緑色の目を引く景観は、ラーマ8世橋と並んで、映画やドラマのロケ地としても知られています。
基本情報
名称 | ラーマ1世橋 (メモリアル・ブリッジ) |
---|---|
名称(英) | The King Rama I Bridge (Memorial Bridge) |
URL | https://www.tourismthailand.org/Attraction/the-king-rama-i-monument |
住所 | Saphan Phut, Khwaeng Wang Burapha Phirom, Khet Phra Nakhon, Bangkok 10600 |
アクセス | バンコク中心部より車で約20~30分 |
地図 | Googleマップで確認する |