バンコクのワット・スタット(ジャイアントスイング)近くに位置する中華系の神社。福建省の潮州地方からバンコクへ移民してきた中華系の住民の間で、もっとも信仰心を集める有名な神社のひとつです。年間を通して、タイ人と中国人の参拝者で賑わっていますが、特に中国旧正月の時期は、各地から参拝者が長蛇の列をつくってお参りに訪れるほど人気です。
そのほとんどが、開運と商売繁盛を祈願するため。タイの寺院や神社では、その場所によってユニークな供物が話題になりますが、ここタイガー神社では、参拝者は豚バラ肉と卵をお供えします。神社には、赤いスティック状の中国おみくじがあり、予言が的中する神社としても有名です。
また、地元の人々の間では、かつて周辺にいたとされる虎(=スア)の霊も祀られていると信じられ、入り口や境内に虎の像が置かれています。開運と商売繁盛のご利益のほかに、18本の線香と赤いロウソク1組を順番に従ってお供えすると、出世が早くなるともいわれています。
建設当初の1834年には、バムルンムアン通り沿いにありましたが、道路拡張整備で現在の場所に移転。神社には玄天上帝を祀った祠があり、「サンチャオ・ポー・スア」という通称で親しまれています。
基本情報
名称 | タイガー神社 (サンチャオ・ポー・スア) |
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名称(英) | Tiger God Shrine (San Chao Pho Sua) |
URL | https://www.facebook.com/bkktigershrine/ |
営業時間 | 07:00~17:00 |
料金 | 参拝自由 |
住所 | 472 Thanon Tanao, San Chao Pho Sua, Phra Nakhon, Bangkok 10200 |
アクセス | MRT(地下鉄)ブルーライン・サムヨート駅から徒歩約15分 |
地図 | Googleマップで確認する |