1438年、チャオサムプラヤー王(1424~1448年)によって建立されたとされる寺院。鐘形の塔や、80体の象が基壇を囲むチェディ・チャーン・ローム(仏塔)など、スコータイやシーサッチャナーライにも広く見られるスリランカ様式が取り入れられています。
ターイサ王が3年間かけて大規模な修復を終了させた1713年には、建設工事の視察ができるようにと近くに宮殿も建てられました。比較的きれいな形で残っている長方形の境内の東側の正面入り口からレンガ塀に囲われた通路を行くと、布薩堂(ふさつどう:境界石に囲まれ、僧侶が修行するお堂)に出ます。布薩堂には、ご本尊が祀られた跡が残っていて、その先にチェディ・チャーン・ロームがあります。象は、仏教の教えとつながりが深い動物ですが、ターイサ王は象狩りを愛好していて、ある年は30頭の象を乗せた船を建造して、インドへ象を輸出したと伝えられています。
拝観料がお得になるアユタヤ寺院共通券のご案内
アユタヤ市内にある6軒の寺院がお得に拝観できる共通券を是非ご利用ください。
対象寺院は以下の通りです。
①ワット・プラシーサンペット
②ワット・マハタート
③ワット・ラチャブラナ
④ワット・プララーム
⑤ワット・チャイワッタラナーム
⑥ワット・マヘーヨン
価格:220バーツ(2024年1月時点)
上記寺院のチケット販売カウンターで購入が可能です。
基本情報
名称 | ワット・マヘーヨン |
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名称(英) | Wat Mahaeyong |
料金 | 拝観料 50バーツ |
住所 | Tambon Hantra, Amphur Pra Nakorn Sri Ayutthaya, Ayutthaya 13000 |
アクセス | 市内からトゥクトゥクで約15分 |
電話 | 035-881-602~3 |
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