有名なワット・プラシンから徒歩数分のところに建つ「ワット・ムーン・グン・コーン」。旧市街地の寺院は王室関係者によるものが多いなか、高級官僚のムーン・グン・コーン氏によってグーナー王時代(1339~1373年)に建立されたと推定されています。寺院の名前にもなっているムーンは”万”、グンは”お金”、コーンは”積み重ね”を意味し、金運にご利益があると信じられています。
言い伝えによると、ムーン・グン・コーン氏はもともと一般庶民であり、商売に成功して大金を手に入れた後、メンラーイ王家の財務を預かる「クン・クラン」という高官に昇進しました。その後、仏教の伝来に役立てたいとして自宅のあった土地を寄贈し、この寺院を建立したと伝わっています。
木造の本堂はラーンナー王朝を代表する建築のひとつとされ、1989年に修復されています。本堂の横には涅槃像が横たわっていて、その近くには四角い黄金色の仏塔がそびえ立っています。
基本情報
名称 | ワット・ムーン・グン・コーン |
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名称(英) | Wat Mueng Nguen Kong |
営業時間 | 08:00~17:00 |
料金 | 参拝自由 |
住所 | 30 Samlan Rd, Tambon Prasing, Amphur Muang Chiang Mai 50200 |
アクセス | チェンマイ中心部からソンテウ等で約5~15分 |
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