タイ中央部・チャチューンサオ県にある「ワット・パークナム・ジョーロー」は、約200年前に建立された歴史のある寺院。バンコク中心部から車で約1時間30分ほどの場所にあり、「パークナム(河口)」という名の通り、バンパコン川のほとりに位置しています。
かつては、アユタヤ王朝後期まで遡り、僧侶の住む僧院だったといわれています。この一帯ではビルマ軍(現ミャンマー)の軍用基地でしたが、ビルマ軍がタークシン大王に敗れた後、タークシン大王が勝利を記念し、この場所にパゴダ(仏塔)を建てました。度重なる水害で1948年に崩壊してしまいましたが、タイ王国文化省芸術局による建て直しが行われ、現在の姿となる黄金に輝く寺院が建立されました。
本堂だけでなく、寺院を囲む塀やモニュメントなども繊細に造られており、きめ細やかな技術に驚かされます。タイ国内でも珍しい建物全体が金色に覆われた寺院は、一見の価値あり。厳かな静寂が漂う中、そっと目を瞑ってお祈りをしてみてはいかがでしょうか。
基本情報
名称 | ワット・パークナム・ジョーロー |
---|---|
名称(英) | Wat Pak Nam Jolo |
URL | https://thailandtourismdirectory.go.th/en/attraction/623 |
営業時間 | 08:00~18:00 |
住所 | Provincial Highway No. 3121, Bang Khla Subdistrict, Bang Khla District, Chachoengsao 24110 |
アクセス | バンコク中心部から車で約1時間30分 |
地図 | Googleマップで確認する |