スコータイ歴史公園内の東側にある小規模の遺跡。鐘型の仏塔の土台の周囲に24頭の象の彫刻が飾られていることから、別名ワット・チャーンロームとも呼ばれます。境内に発見された1412年の碑文によると、この寺院はインタラソラサックという人物が、後にタンマラーチャー3世(在位1400–1419)となる王子から土地を寄贈されつくったものとされています。象は大王の乗り物との考え方があったため、仏塔の周囲に24頭の象を飾ったとか。1416年に仏塔、本堂、礼拝堂が完成したときには、王族らが祝賀のために訪れ、近くにあった宮殿で宿泊施設したとの記述もありました。また、当時この寺院の北側で、ワット・ソンカオとワット・ムンムアンと呼ばれる寺院も同時に建立したそうですが、現在は礼拝堂の土台と小さな仏塔の跡しか残っていません。
基本情報
名称 | ワット・ソラサック |
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名称(英) | Wat Sorasak |
営業時間 | 6時から21時まで(ただし入場券の販売は18時まで) |
料金 | 30バーツ(30日有効でスコータイ歴史公園内、ワット・シーチュム、ワット・サパーンヒン、ラームカムヘーン国立博物館、シーサッチャナライ歴史公園、サワンウォラナヨック博物館を見学できる150バーツのパスがおすすめ) |
住所 | Muangkao, Amphur Muang, Sukhothai 64210 |
アクセス | スコータイ市内プラルアン橋近くに15分おきにソンテウが出ています |
電話 | 歴史公園インフォメーションセンター Tel:055-697-310 |
地図 | Googleマップで確認する |