1357年、アユタヤを建都した初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院で、別名を「ワット・プラ・チャオプラヤータイ」といいます。遠くからでもひときわ目立つ高さ72mの仏塔は、1592年に19代ナレスワン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を敗り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔です。当時、ナレスワン王はかつてのビルマが先に建てたチェディ・プカオ・トンのパコダに対抗してこの仏塔を建立しましたが、高さはわずかに及びませんでした。

また、「ワット・ヤイチャイモンコン」にあるシティチャイの祠には、ドラえもんのぬいぐるみがたくさん奉納されていて、子宝祈願で有名なパワースポットにもなっています。その光景は通行人や特に日本人観光客を楽しませています。タイ人観光客も外国人観光客も、伝統的な供物と一緒にさまざまなサイズのドラえもんのぬいぐるみが奉納されているのを見て驚くこともあります。

1880年にラーマ5世の配偶者の一人、スナンター・グマーリーラッタナがボート事故に巻き込まれた時に亡くなった胎児の王子を偲んで、チーク材の祠が建てられました。やがて、子宝祈願の場所として有名になり、今では多くの人々が参拝に訪れます。子供を授かったお礼参りには、供物としておもちゃと子供服を奉納します。

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