古代タイの信仰の一つであるルアンポー・トンクルエン(Luangpho Thongklueng)に、「どの地域でも貝殻を見つけると、その地域は裕福である」というものがあります。化石や貝殻の山を持ってきて、この地域で巨大な仏塔(チェディ)を建設しました。寺院の名前にもある「ホイ」は、貝を意味しています。
さらに、何百万年もの歳月を経た牡蠣の貝殻の化石は、太祖神との衝突を避けることができるという言い伝えもあります。また、貝殻のような水生動物を用いて功徳を積めば、幸運を授かり、洪水に遭うことがないと言われています。願いを叶えたい人は、寄進の際に牡蠣の殻に名前を書き、それを持ってきて塔を建てます。寺院のウボソット(布薩堂)や儀式堂も美しく、中には「ルアンポー・チャナ・マーン(マーラに勝利した仏陀)」と呼ばれる神聖な仏像が安置されています。ここを訪れて加護を求める人は、マーラや敵に勝利すると信じられていて、幸運を祈願する多くの人々は、軍や警察に関係することが多いといわれています。
基本情報
名称 | ワット・チェディ・ホイ |
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名称(英) | Wat Chedi Hoi |
営業時間 | 08:00~17:00 |
住所 | Tambon Bo Ngoen, Amphoe Lat Lum Kaeo, Pathum Thani |
電話 | 081-643-1492 |
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