ワット・タップシラー(Wat Thapsila)はカンチャナブリーにある寺院で、プラタート・インカウェーン(Phra That In Kwaen/ゴールデン・ロック・パゴダ)や戌年のプラタート(Phra That)のレプリカなど、いくつかの神聖なものがあります。
この寺院のハイライトは、しゃがむ象の形をした化石群で、象の化石の半分は地面に埋められていました。村人たちは「テープ・チャーン・タップシラー」と呼び、これはナレスアン王の戦象の魂を見たこの地域で一番偉い僧侶の予知に基づいて名付けられました。この戦象は、ホンサワディの戦いの時に死に、仏教を維持するために石となり住み続けていると信じられていています。参拝者は、先ず線香に火をつけて祈り、続いて象が好きなバナナ、サトウキビ、パイナップルなどの果物をお供えします。そして、9つのテープ・チャーン石を手で触ると、縁起が良くすべての願いが叶うと言われています。
また、山頂の涼しい風が吹き抜けるところには、タイ北部ランプーン県にあるプラタート・インカウェーン(Phra That In Kwaen)のレプリカも祀られています。ここでは、参拝者は太陽のパワーを受け取り、それを外に向かって送り出すための別の場所であると考えられている360℃のパノラマビューを眺めることができます。それが、参拝することと同じ意味を持ちます。
基本情報
名称 | ワット・タップシラー |
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名称(英) | Wat Thapsila |
営業時間 | 08:00~17:00 |
住所 | Tambon Chong Sadao, Amphoe Mueang Kanchanaburi, Kanchanaburi |
電話 | 082-252-4421 |
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