メーチャンの一角にあるヤオ族(ミャン族)の村。村長の奥さんによると、約40年前に形成された比較的新しい村で、人口は約900人です。(2020年6月現在)
村の入り口には土産物の屋台が建ち並び、その奥に家々があります。普段はライチ、トウモロコシなどの栽培や女性たちは刺繍や小物を作って販売することで、生計を立てています。彼らはもともと中国の長江周辺に暮らしていましたが、独立心が強く中央政府の干渉を避けて次第に山間へ移住し、その一部が雲南省を経てベトナム、ラオス、そして、タイの北部地方へ移り住むようになりました。
「ヤオ族」は漢民族の言葉で野蛮人を意味するため、自らは「ミャン」と称しています。ミャンの女性は、赤いマフラーを巻いた上着に、きれいな刺繍が施されたズボン、頭には黒い布を巻いているのが特徴です。山岳民族の中でもっとも手先が器用できれい好きと言われています。刺繍以外に銀細工も得意としています。チェンライ県内には、この村やメーサロン、メーサイのほか、25の村に分かれて定住しています。
基本情報
名称 | ノンウェンのヤオ族集落 |
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名称(英) | Yao Hilltribe Village (Nong Waen) |
住所 | 74 Moo 13, Mae Chan, Chiang Rai 57110 |
アクセス | チェンライ市内からソンテウをチャーター |
地図 | Googleマップで確認する |