トゥンヤイ・ファイカケンは、バンコクから北西に約350km、タイの西部に位置し、ウタイターニー、カンチャナブリー、タークの3つの県にまたがる野生生物保護区は総面積が6,225㎢あり、西部分はトゥンヤイ・ナレスアン、東部分はファイカケンに区分されています。インドシナ半島に残された最大の森林地帯である西部地域森林複合体の中心を成しており、「タイ最大で最後の原生地域」または「最後の未踏の地」ともいわれています。タイ語では、”トゥンヤイ・フアイカーケン”と発音します。
バンコクに比較的近いにもかかわらず、自然がそのまま残されている森林で、1991年にUNESCOの世界自然遺産地域に登録されました。その理由の一つは、他に類を見ない生物多様性を維持しており、生息分布の限界地域である種類が多く生息していることです。また、もう一つは、生息しているうちの28種は、国際的な絶滅危惧種であることに加え、少なくとも東南アジア本土で生息が確認されている哺乳類の3分の1が生息している大変貴重なエリアであるという理由からです。トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区群は、タイ最大を誇る貴重な世界自然遺産です。
基本情報
名称 | トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区群 |
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名称(英) | Thungyai-Huai Kha Khaeng Wildlife Sanctuaries |
営業時間 | 08:30~16:30頃まで |
料金 | 大人:200バーツ、子ども:100バーツ |
住所 | Rabam, Lan Sak District, Uthai Thani 61160 / เขตรักษาพันธุ์สัตว์ป่าห้วยขาแข้ง ตู้ปณ.7 อ.ลานสัก จ.อุทัยธานี 61160 |
アクセス | バンコクから北西に約350km、車で約5時間 |
電話 | ファイカケン野生生物保護区事務所 TEL(携帯) :085-725-8433 ※タイ語・英語 |
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